石心会川崎幸病院外科
2024 年 44 巻 1 号 p. 75-78
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患者は86歳,女性。右下腹部痛を主訴に当院救急外来を受診した。来院2日前に鰤を摂取していた。腹部単純CTを施行したところ,小腸内に線状の高吸収陰影,近傍の腸管膜内に微小なairを確認した。病歴と合わせて魚骨による小腸穿孔を疑い,緊急手術を行った。手術は単孔式腹腔鏡下手術で異物除去,穿孔部縫合閉鎖を行った。術後は経過良好であり,第8日目に退院となった。今回,魚骨による小腸穿孔に対して単孔式腹腔鏡下手術を施行した1例を経験したので報告する。
腹部救急診療の進歩
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