抄録
本研究の目的は,探究学習で身に付く資質・能力を児童がどのように認識しているか調査することである。教科の習得・活用/教科等横断的な活用/探究の3つのレイヤーによるカリキュラムを実施している瀬戸SOLAN学園初等部の児童を対象に,アンケート調査をし分析した。分析の結果,探究に対する児童の認識として,3つのことが明らかになった。一点目は,身についたとする資質・能力を,情報活用能力であると認識していた児童が多いこと。二点目は,学年によって身についたとする資質・能力の傾向に違いがあったこと。三点目は,探究の得意・不得意と身についたと考えた力との関係について,学年及び個人によって違いがあり,児童の探究テーマとの関連を分析する必要があることが確認できた。