抄録
教員養成系大学生9名がメディア・リテラシー学習において,メディア史動画制作に続きデジタル・ストーリーテリング(DS)を行なった。学生2名は生成AIを用いたDS制作後に著作権違反リスクの認知が減少した。それらのDSには違和感を覚えており,作品の満足度も中程度であった。その生成AI利用は,ロジャーズのイノベーション普及過程において,知識段階と説得段階のいくつかの項目が該当した。そして利用生成AIについて友人に尋ねたものの,YouTubeやSNSの説明動画の視聴はなかった。しかしDS制作後の半年後も生成AI利用した動画の制作はしていなかった。今後は生成AIの発展と利用の増加のもとで,学校教育での生成AIのイノベーション普及過程を調べる必要があった。