抄録
創造活動を支援する1つの方法として,モチベーションの維持が挙げられる。特にブレインストーミングでは創出されたアイデアに対するフィードバックが知的創造活動を活性化させることが明らかになっている。しかし,初対面や関係の浅いメンバーでは創出されたアイデアに対するフィードバックを送ることは緊張や遠慮により難しい。また,硬い雰囲気を壊すことを目的としたグループワーク前に行われるアイスブレイクは様々な手法があるが,ブレインストーミングが活性化するアイスブレイクは先行研究にはない。本研究では,ブレインストーミングで創出されたアイデアに対して参加者間のフィードバックフィードバック促進を図るために,インプロヴィゼーションの「イエス・アンド」の考え方を利用したアイスブレイク手法を考案した。今後の課題として,複数のグループで実験を行い考案したアイスブレイク手法の有無によるブレインストーミングを活性化の違いを明らかにしていくことが挙げられる。