日本教育メディア学会研究会論集
Online ISSN : 2435-0729
Print ISSN : 1344-8153
児童の振り返りに対する教師による支援に関する実態把握の試み
曽根原 加果堀田 龍也
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研究報告書・技術報告書 オープンアクセス

2026 年 61 巻 p. 94-98

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抄録
本研究では,自己調整学習の視点を踏まえた実践を行っている小学校教師10名を対象に,児童の振り返りに対する支援の実態把握を試みた。選択式の設問と自由記述式の設問の2問による質問調査の結果,全ての教師が振り返りを書けるようにするための支援と自己調整を促すための支援の両方を行っていることが確認された。振り返りを書くことが苦手な児童への支援について尋ねた自由記述式の設問の回答を,意味のまとまりに基づいて切片化した結果,振り返りを書けるようにするための支援は5カテゴリ,自己調整を促すための支援は4カテゴリの計9つのカテゴリが生成された。振り返りを書くことが苦手な児童への支援として得られた切片のうち,約7割が振り返りを書けるようにするための支援に分類された。また,両支援に<目安の提示>が共通して見られたが,一方は振り返りを書き出すためのきっかけを与える働きかけであり,他方は学びを深めるための働きかけであるという,異なる役割が確認された。
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