日本救急看護学会雑誌
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救命救急センターにおけるカテコラミン製剤の シリンジ交換に関する指導状況の横断調査
村中 沙織城丸 瑞恵澄川 真珠子
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2016 年 18 巻 2 号 p. 39-46

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抄録
目的:カテコラミン製剤のシリンジ交換実施に必要な問題点を抽出するため、救命救急センターに勤務する看護師のカテコラミン製剤のシリンジ交換方法に関する指導状況の実態を明らかにする。 方法:北海道内の救命救急センターの看護師442名を対象とし、独自に作成した質問紙による実態調査を行った。「指導状況」は、カテコラミン製剤の「シリンジ交換方法の指導を受けた経験と満足度、指導を行った経験と自信度、およびその指導内容」とした。データ分析は、記述統計の後χ2検定と残差分析を実施し、自由記載は類似性で分類した。 結果:204名の回答(回収率46.2%)を分析対象とし、以下の点が示された。 1.指導を受けた経験のある者は183名(89.7%)であり、そのうち指導に満足している者は54.6%であった。 2 .指導を行った経験のある者は129名(63.2%)であり、そのうちマニュアルがある者は35.7%、指導に自信がある者は27.9%であった。自信度は学歴別で「修業年数4年以上」が有意に高かった。 3 .受けた指導内容に変更の必要があると回答した者は183名中の37.7%、行った指導内容に変更の必要があると回答した者は129名中の40.2%であった。その主な理由は「マニュアルの整備がされていない」ことや「指導が統一されていない」ことであった。 考察:マニュアルの使用頻度が低いこと、受けた指導内容に対する満足度や行った指導内容への自信度が低いこと、マニュアルや根拠に基づく統一した方法の必要性を感じていることなどが明らかとなった。
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© 2016 一般社団法人日本救急看護学会
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