2025 年 13 巻 1 号 p. 13_10-13_17
本稿は,本学会スタディ・グループ「SDGs関連開示情報の会計教育」(代表者・梶原太一)における調査研究の一環として,わが国の大学におけるSDGs会計教育の学習内容や学習方法の実態を探り,現時点での問題点や将来の会計教育に求められる対応や変化を明らかにすることを目的として実施したインタビュー調査に基づく質的データ分析結果をまとめたものである。本稿の結論では,領域の狭さや視点の少なさが,現時点でのわが国の大学におけるSDGs会計教育の問題点であり,将来のSDGs会計教育に向けて領域や視点を拡大していくという観点が,大きな可能性を秘めているということを示唆している。