2011 年 53 巻 5 号 p. 349-355
本稿は,前号解説「多国間設計評価プログラム(MDEP)とその影響Part 1.シビアアクシデント(SA)を対象とした規制」の続編として「Part 2.世界標準と安全設計」と題し,新設計炉開発の状況とSA対処設計について,de facto, de jureとして先行する諸外国の設計および規制の状況の確認と,これを踏まえて,国際市場で我が国は今後,世界標準とどのように向き合うことが可能か,また,国内におけるSA対処設計の位置づけはどのようなものが望ましいかについて原子力エンジニアからの一提案を行う。