日本原子力学会誌ATOMOΣ
Online ISSN : 2433-7285
Print ISSN : 1882-2606
解説シリーズ
長寿命核種の分離変換技術の現状
第3回 発電用高速炉を用いた核変換システム
「放射性廃棄物の分離変換」研究専門委員会
著者情報
解説誌・一般情報誌 フリー

2017 年 59 巻 10 号 p. 588-592

詳細
抄録

 日本原子力学会「放射性廃棄物の分離変換」研究専門委員会は,国内外における分離変換技術や関連する技術の研究開発状況について調査・分析してきた。長寿命核種の分離変換技術の現状について,4回に分けて紹介する。第3回では,発電用高速炉を用いた核変換システムとして,高速炉の特徴,均質型と非均質型の長所と短所,わが国の実証炉開発とMA核変換の展望,MA核データとMA装荷炉心の試験・解析の動向および国際協力に加え,MA均質サイクル燃料とMA非均質サイクル燃料について解説する。

著者関連情報
© 2017 一般社団法人 日本原子力学会
前の記事 次の記事
feedback
Top