ロスアラモス国立研究所
2022 年 64 巻 6 号 p. 326-330
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近年の原子核理論の進展が,実際に核データ評価の高精度化に繋がってきている。原子核の励起を微視的に記述する理論の一つである乱雑位相近似を用いた中性子非弾性散乱,光吸収反応,中性子捕獲反応の断面積計算,ランダム行列による複合核反応の定式化などが,新しい核データ評価の手法として応用できそうである。このような最新理論の応用例をいくつか紹介する。
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