日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌
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特集1
検診と微小癌:疫学の立場から
祖父江 友孝
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2018 年 35 巻 2 号 p. 104-106

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抄録

USPSTFは,2017年の更新で,超音波および触診による甲状腺がん検診について,不利益が利益を上回る(推奨D)ため,無症状の成人については実施すべきでないと判断した。ただし,これは過剰診断についての実証的証拠に基づいた判断ではない。過剰診断の定量評価については,さらに検討が必要である。

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