日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌
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特集1
甲状腺内視鏡手術の均霑化~技術認定制度に向けた取り組み~
中条 哲浩
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2022 年 39 巻 4 号 p. 222-224

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抄録

一般に甲状腺内視鏡手術を比較的安定した手技で行うには20~30症例の術者経験が必要といわれるが,内視鏡手術の普及・均霑化には適切な研修・指導体制の構築が重要となる。施設認定取得における研修については様々な問題点が指摘されていたが,このほど日本内分泌外科学会において「甲状腺・副甲状腺内視鏡手術に関する研修ガイドライン」が作成され,研修・指導体制に関する指針が公表された。この指針ではこれまで常習化していた必要最低限の術者症例のみを他施設で経験することを推奨せず,「自施設への指導医招聘」もしくは「受入れ可能な施設への短期留学」を推奨している。同時に指導医(プロクター)の条件も設定され,指導医氏名も公表されたが,新たな指導医の育成・技術の向上を目的として日本内分泌外科学会内に技術認定制度を発足させることが決定している。本稿では甲状腺内視鏡手術の均霑化に向けた本学会の取り組みについて概説する。

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