地下水学会誌
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技術報告
持続可能な水溶性天然ガスの開発と地下水の保全
堀川 達智
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ジャーナル オープンアクセス

2026 年 68 巻 2 号 p. 167-172

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抄録

1940年代後半から新潟地区において鉱業用水溶性天然ガスの開発が活発化し,1958~1959年に水溶性天然ガスの生産量および同時に揚水されるガス付随水の地上排水量がピークに達したが,同時期に地盤沈下が顕在化した。その後,鉱業用水溶性天然ガスは地上排水が全面的に禁止され,以降は汲み上げた地下水を全量還元する操業形態へ転換した。この全量還元方式による操業実績は50年以上に及び,操業に関係する深度区間の地層収縮を抑制する有効な手段であることが,各種モニタリングにより実証されたことから,新潟県との協議を経て2021年より新規開発地域における操業を開始した。今後も安心安全で持続可能な水溶性天然ガスの開発を目指していくことが求められる。

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© 公益社団法人 日本地下水学会
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