福祉のまちづくり研究
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全国の住宅団地を対象とした将来の人口減少・高齢化と空間指標の関連性の分析
坂本 淳
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2023 年 24 巻 Paper 号 p. 85-96

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抄録

わが国の住宅団地は、高度経済成長期に大量に供給され、現在急激な人口減少や高齢化問題に直面している。本研究では、全国の住宅団地における将来の人口減少・高齢化と空間指標との関連を考察する。全国の住宅団地リストを用いて将来推計人口を整理し、人口減少・高齢化の進展を人口規模別に把握する。各住宅団地を取り巻く環境を空間指標として整理し、人口減少・高齢化の進展との関連性を明らかにする。その結果、小規模住宅団地は人口減少と高齢化が同時に進展している一方、大規模住宅団地は人口減少よりも高齢化の進展がより深刻なことがわかった。また、小規模団地では利便性の低さが、大規模団地では戸建ての割合の高さが課題であることが明らかとなった。

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