福祉のまちづくり研究
Online ISSN : 2189-891X
Print ISSN : 1345-8973
大学生のオンライン講義におけるろう者・難聴者の参加環境実態
櫻庭 晶子浦田 梨沙
著者情報
ジャーナル フリー
電子付録

2024 年 26 巻 Paper 号 p. 1-10

詳細
抄録

ポストコロナ社会では対面講義だけでなく、オンライン講義も利用されていくと考えられる。本研究では、大学生のろう者・難聴者と健聴者とを対象に、オンライン講義の受講環境の実態を示した。大学生を対象にインタビュー(ろう者・難聴者11名)とアンケート(ろう者・難聴者156名、健聴者59名)を実施した。その結果、ろう者・難聴者と健聴者は共に快適な環境として、「楽に座る事ができ、目が疲れにくく、画面の見やすい環境で、かつ、音や室温を随時調節できる環境」を求めていた。一方で、ろう者・難聴者は、「他の音が入りにくい場所」と「自分のPC(パーソナル・コンピュータ)の向こうに好きな景色が見える」を重要視していた。本研究の特徴は、オンライン講義を受講する側に着目した点にある。

著者関連情報

この記事はクリエイティブ・コモンズ [表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際]ライセンスの下に提供されています。
https://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/4.0/deed.ja
前の記事 次の記事
feedback
Top