日本鉱物科学会年会講演要旨集
日本鉱物科学会 2007年度年会
セッションID: U2-02
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U2:岩石・鉱物・鉱床学一般
蛍光X線分析法による岩石の主成分・微量成分分析と補正法の評価
*小笠原 正継水平 学下田 玄
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抄録
岩石,鉱物,土壌等の地質試料の化学分析には蛍光X線分析法が一般に用いられている.最近,地質試料の微量成分分析にはICP-MSが用いられることが多いが,岩石等の主成分分析には蛍光X線分析法が標準的な手法としての地位を確立している.また微量成分元素の分析にも蛍光X線分析法が利用されており,地質系研究機関におけるその役割は大きい.産業技術総合研究所地質調査総合センターは2007年7月新たな蛍光X線分析装置(PANalytical Axios Advance Mineral)を導入し,その評価を行っている.分析手法と補正法について詳細な検討を行い,また多種の標準岩石試料の分析結果を得て,新たな分析装置とその装置を用いた分析手法の評価を実施した.その結果を報告する.
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© 2007 日本鉱物科学会
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