主催: 日本鉱物科学会
著者所属:秋田大学工学資源学部 山形大学理学部 秋田大学教育文化学部
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マグマミングリング中の熱平衡により,珪長質マグマでは結晶溶融,塩基性マグマでは結晶化が生じる.機械的混合と均質化の過程では結晶の環境化学組成は変動的である.鳥海山のマグマ混合岩には,これらの過程が斑晶の結晶内部組織として記録されている.珪長質マグマ由来の溶融コアを囲む波動累帯-正累帯マージンには特に結晶の挙動が記録されている.そのマージンの厚さと組成の特徴から,珪長質マグマ中で溶融した結晶が様々なタイミングで結晶化中の塩基性マグマ中に取り込まれ,被覆成長したことがわかる.
日本鉱物学会年会講演要旨集
日本岩石鉱物鉱床学会 学術講演会 講演要旨集
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