主催: 日本鉱物科学会
京都大学大学院理学研究科
高田クリスタルミュージアム
京都市立芸術大学
株式会社 安藤・間
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青森県中津軽郡西目屋村のある工事現場から六方両錐形を呈する石英結晶が産出した。石英の結晶に普通に発達すべき柱面がなく、同じく一般には柱面が発達しない高温石英の仮晶と比べても錐面間の面角が全く異なり、石英の成長形とは思えない形態をしている。他の鉱物の仮晶と考えられるが、本研究で調べた限りでは、起源となった鉱物相は全く残存していなかった。そのため、外形しか手掛かりが残されていないものの、その形状からは第4のシリカ包摂化合物(クラスラシル)鉱物の可能性が示唆されるので、ここに報告する。
日本鉱物学会年会講演要旨集
日本岩石鉱物鉱床学会 学術講演会 講演要旨集
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