日本鉱物科学会年会講演要旨集
日本鉱物科学会 2014年年会
セッションID: R1-P05
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R1:鉱物記載・分析評価
顕微メスバウアー分光器の製作とビーム評価2
*篠田 圭司小林 康浩副島 啓義
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抄録

筆者らは昨年の鉱物科学会年会で、マルチキャピラリーX線レンズキャピラリーX線レンズ(MCX)を用いた顕微メスバウアー分光器の改良と改良後のビーム評価及びメスバウアースペクトル測定について報告した。その後、分光計の焦点位置付近に設置するピンホール位置と、試料位置にx-z自動ステージを追加し、微動走査幅でのマッピングが可能な分光計に更新した。本報告では自動ステージを用いてγ線焦点位置において、ピンホールを用いた二次元走査と、ナイフエッジを用いた一次元走査を行い、ピーク形状と、ピーク半値幅を推定した。

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© 2014 日本鉱物科学会
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