北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター JSPS特別研究員
2026 年 35 巻 4 号 p. 63-68
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本稿は文化人類学的な物質文化研究の一例として,カザフ文様の動態を取り上げる.とりわけ,カザフ牧畜生活に欠かせないフェルトと文様の関係に着目する.これにより,「カザフ」文様の形成・変容において,必ずしも人の思想や精神が主体性をもっていたわけではなく,フェルトの性質や技法的制約,フェルトのもつ文化的意味合いなど,モノや環境がもつ多様な要素が大きな影響を与えてきた様子を示す.
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