医療情報学
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技術ノート
病名コード統合化ツールの検証
相澤 志優板倉 史門山本 初実大原 信坂本 学
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2004 年 24 巻 3 号 p. 393-401

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抄録
 複数の医療施設での診療連携や臨床研究データの参照・検索を可能にするには患者診療情報の共有化が必要と思われる.しかし現状では各種コード(病名,医薬品,臨床検査など)は各施設での固有コードを採用しているためデータの共有・統合が困難である.
 本研究では,国立病院機構ネットワーク(HOSPnet)の環境で,病名コードを施設固有コードから標準コードへ自動にマッピングするツール(TMS)を使い,国立成育医療センターと独立行政法人国立病院機構三重中央医療センターのデータを用いて模擬的なシステムを構築し,このツールが複数施設間での病名コードの共通化へどう対応できるかを検証した.結果,施設間の病名検索では,標準病名とのマッピングにより,ツールの制限による非対応病名を除いて約 95%の検索が可能となった.また,このシステムは現状 HOSPnet につながる施設からデータの検索や抽出・分析が可能である.今後の課題として非対応病名の分析,マッピング精度の向上,セキュリティの考慮,ネットワークを経由したデータの転送方法などを検討しなければならないことが明らかとなった.
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© 2004 一般社団法人 日本医療情報学会
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