医療情報学
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研究速報
医療情報源としてのインターネットに対する乳がん患者の認識:メーリングリスト参加者を対象としたインターネットサーベイから
松本 梓新垣 円鄭 迎芳井ノ口 珠喜酒井 梢塩田 早恵高野 学高橋 都
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2005 年 25 巻 3 号 p. 151-159

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抄録
 乳がん患者向け某メーリングリスト参加者817名を対象に,①闘病中にインターネットを利用した患者が認識するインターネットの効用と弊害を明らかにすること,②病院内インターネット接続環境やウェブサイトコンテンツへの患者ニーズの2点を明らかにすることを目的としてインターネットサーベイを実施し,148名より回答を得た.インターネットの効用について質問したところ,「病気や治療に関する情報を得る」「他の人の体験談を聞く」「病気や治療に関する不安を軽減する」などが上位を占めた.インターネットの弊害に関する自由記述では,「多くの情報を得ることによる弊害」「電子メール・メーリングリストを使用することによる弊害」などのカテゴリーが抽出された.病院側に提供してほしい設備やサービスとして「個人所有のパソコンの持ち込み許可」「携帯電話・PHSなど移動電話の使用可能な環境」などが挙げられた.病院ウェブサイトのコンテンツについては,「その病院で可能な検査や治療法の情報」「その病院の治療実績」など病院選択に役立つ情報への要望が高かった.回答者はインターネットの弊害を指摘しつつも,全体的には闘病においての有用性を高く評価していた.
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© 2005 一般社団法人 日本医療情報学会
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