医療情報学
Online ISSN : 2188-8469
Print ISSN : 0289-8055
ISSN-L : 0289-8055
技術ノート
レポーティングシステムにおけるRDFの応用
川上 洋一松村 泰志笹井 浩介安永 晋稲田 紘木内 貴弘黒田 知宏坂本 憲広竹村 匡正田中 博玉川 裕夫仲野 俊成朴 勤植平松 治彦宮本 正喜
著者情報
ジャーナル フリー

2005 年 25 巻 6 号 p. 421-429

詳細
抄録
 近年,セマンティックウェブ技術を医療支援に応用するための技術が注目されている.本研究では,過去の画像診断レポートから抽出された症例データをエレメント化し,RDF(Resource Description Framework)で関連づけた症例データベースから支援情報を提供することができるシステムの実現可能性を見極めることを目的とした.
 兵庫医科大学病院のMRIにおける脳血管障害のレポートを利用し,部位や基本所見,診断といったデータエレメントを抽出し,それぞれのデータエレメントを関連付けて症例データベースを構築した.その症例データベースから読影するレポートに応じた支援情報を適切に提供できるかについて過去のレポートから推定した結果,作成できるレポートの範囲およびレスポンスについて概ね満足できる見込みを得た.また構造化したデータモデルが胸部CRにも応用できることを大阪大学医学部附属病院のレポートから推定した.
著者関連情報
© 2005 一般社団法人 日本医療情報学会
前の記事 次の記事
feedback
Top