医療情報学
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原著-研究論文
先天性心疾患における 3 次元 CG を用いた手術過程説明用システムの開発
後藤 陽一原口 亮鍵崎 康治黒嵜 健一笹川 みちる吉冨 紘平谷 昇子岩田 倫明稲田 紘中沢 一雄
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2009 年 29 巻 5 号 p. 191-200

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抄録
 先天性心疾患は,生まれつき心臓および心臓周辺の血管構造の形態的異常を有する病気であり,非常に多くの種類が存在する.それらの疾患の中には,形態的に理解しやすいものもあれば,理解しにくいものもある.臨床では,それらの疾患の理解あるいは説明をするときに2次元のイラストやシェーマが用いられることが多い.しかし,複雑な先天性心疾患の手術を理解するためには,心臓構造を立体的に把握することが必要である.本研究では,先天性心疾患の手術において,特に心臓の立体的な把握が必要な修正大血管転位症に対するSenning手術(心房内血流転換術)を対象とし,3次元のコンピュータグラフィックスを用いた手術過程説明用システムを開発した.試作したシステムが有用かどうかを評価するため,医師および看護師を対象としたアンケート調査を実施した.その結果,アンケートの各項目において高い評価が得られ,本研究で開発したシステムは,Senning手術の手術過程の説明と理解のために有用であることが示唆された.
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© 2009 一般社団法人 日本医療情報学会
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