医療情報学
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病棟薬剤業務を支援する持参薬確認システムの開発と評価
佐藤 篤郎坂田 洋天野 哲史松本 薫板倉 由縁
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2012 年 32 巻 6 号 p. 309-313

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抄録
 入院患者の多くは入院時に服用中の薬を持参する傾向にあり,その持参薬を利用する施設が多くなった.碧南市民病院では持参薬管理の効率を上げるため,次のように業務を分担している.薬剤部窓口で鑑別担当薬剤師が面談を行い鑑別報告書を作成し,調剤室で薬剤部補助員が持ち込み数を数え,病棟薬剤師が鑑別報告書をもとに病棟で服薬計画を医師等に提案している.しかし,業務を分担することにより鑑別担当薬剤師と病棟薬剤師の連携強化が必要となる.効率よく連携するために,病棟薬剤師が鑑別報告書を作成された患者を病棟でも随時把握することができる病棟薬剤師支援システムKanbe2PT(以下,本システム)を開発した.入院患者の電子カルテを開いて鑑別報告書の有無を確認した場合と本システムを使用した場合の時間を比較した結果,本システムは従来の方法よりも病棟あたり1回確認するのに約148秒短縮し,病棟薬剤業務を支援できたと考える.
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© 2012 一般社団法人 日本医療情報学会
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