医療情報学
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春季学術大会論文
院内携帯電話屋内基地局による携帯電話出力抑制
長瀬 啓介山岡 紳介
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2021 年 41 巻 1 号 p. 13-16

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抄録

 無線送信機など電波利用機器による医療機器の誤作動を防止するために,送信出力に応じた離隔距離を設定することが推奨されている.携帯電話は,医療機関内の業務に用いられており,意図せず医療機器に近接する機会が多い無線送信機である.そこで,4G携帯電話端末の出力抑制を企図して,屋内基地局装置(IMCS)でのパラメータを適切に設定し,4G携帯電話出力を計測した.この結果,出力は,手術室およびICUにおいて,PHSのバースト内平均電力80 mWを十分下回り,バースト内平均電力10 mWを実現していることを確認した.PHSは医療機器に対する影響は限定的であり,医療機関内で利用されている.このため,4G IMCSでのパラメータを適切に設定することで,手術室およびICUであっても,医療機器に影響を与えず4G携帯電話を使用することができると考えられた.

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© 2021 一般社団法人 日本医療情報学会
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