医療情報学
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特集 厚生労働科学研究成果報告書 第4回
社会構造の変化を反映し医療・介護分野の施策立案に効果的に活用し得る国際統計分類の開発に関する研究
今村 知明中谷 純小川 俊夫今井 健滝澤 雅美小松 雅代水島 洋緒方 裕光星 佳芳上野 悟木村 映善佐藤 洋子橋本 圭司山田 深向野 雅彦木下 翔司田嶼 尚子
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2021 年 41 巻 2 号 p. 62-63

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抄録

1. 研究目的

 疾病及び関連保健問題の国際統計分類(ICD)は,わが国では死亡統計のみならず患者調査,DPCなどの医療保険制度,診療情報管理などに広く活用されている.ICD-11は2018年の公表に向けて構造や内容の最終調整が実施されているほか,フィールドトライアルなどにより実用性が検討される予定である.国際生活機能分類(ICF)は,わが国でも実用化に向けた検討が進んでいるが,ICFのさらなる活用への検討が必要である.わが国においては,ICDやICFの活用を検討することで,わが国の医療の実態を踏まえた分類を構築し,より適切な医療情報を将来的に確保する必要がある.

 本研究は,ICD改訂による影響がわが国の医療全般に関わることを念頭におき,わが国において適切な分類をとりまとめて提言することを目的とする.またICDおよびICFがわが国にとってより適切な分類となるよう,WHOの検討の場で行うべき対応に資する基礎資料を作成することも目的である.

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© 2021 一般社団法人 日本医療情報学会
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