医療情報学
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春季学術大会論文
大規模言語モデルを用いた治療経過サマリ作成支援AIによる時間削減効果の検証
宇野 裕 石井 亮柴田 大作石川 開定政 邦彦渋谷 恵辻川 剛範中川 敦寛小山田 昌史久保 雅洋香取 幸夫
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2025 年 44 巻 6 号 p. 295-304

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抄録

 少子高齢化による医療需要の過多や医師の残業規制の導入で医療現場の徹底した効率化が求められている.紹介状や退院サマリなどに含める治療経過サマリの作成に医師は多くの時間を費やしているため,本研究ではこの時間削減に取り組んだ.これまでに開発してきた医療向けの固有表現抽出(NER:named entity recognition)モデルとテキスト生成AIを組み合わせたアプリケーションを試作し,本アプリケーションによる時間削減効果の定量化を試みた.東北大学病院耳鼻咽喉・頭頸部外科の協力のもと実施した検証実験では平均約47%の時間削減効果を確認した.

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