医学検査
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医療従事者の採血・検体の取り扱いに関する認識すべき事項―アンケート結果の解析から―
森田 賢史金子 誠盛田 和治曽根 伸治大久保 滋夫矢冨 裕
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2016 年 65 巻 2 号 p. 235-239

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抄録
正しい病態診断のためには,言うまでもなく的確に実施された臨床検査によるデータが必要不可欠となっている。臨床検査は検体検査と生理検査に大別されるが,前者においては適切な検体採取が重要であり,なかでも特に血液のサンプリングである採血手技については検体検査の基礎知識と言っても過言ではない。したがって,検体検査に関わるすべての医療従事者は,正しい知識を有していなければならない。このため,当院検査部では,2010年から「正しい採血と検体の取扱いおよび提出法―正確な検査結果を得るために―」と称して,日常臨床で臨床検査に深く関わりをもつ医師および看護師などの医療従事者を対象にして講習会を実施してきた。我々は講習会開催後に,次回の講義に向けてその内容を改善する目的で講習会に関するアンケートを実施してきたが,本稿ではその数回にわたる当院でのアンケート調査を基に,採血および検体の取扱いに関する医療従事者の認識すべき点を考察した。
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© 2016 一般社団法人 日本臨床衛生検査技師会
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