2007 年 16 巻 3 号 p. 79-84
本研究の目的は、介護老人福祉施設の実習(1週間)における看護学生の学びの内容を明確化して、今後の効果的な実習指導の方向性を得ることである。研究の趣旨を説明して了解が得られた35名の学生の実習レポートを対象とし、学習内容を1文1意味のラベルとして取り出し、質的・帰納的に分析した。
取り出された学生の学びは、総数340ラベルであり、学びの内容は、【高齢者・環境特性の理解】【高齢者の特性を活かした援助の必要性・重要性】【高齢者に適した援助方法】【自己の振り返り】の4カテゴリーに分類された。学生は高齢者の特性や環境を理解して、高齢者への適切な日常生活援助に活かす方法を学んだことが明らかになった。