〔目的〕看護専門学校教員に対し、自己調整学習理論に基づく、論文講読方略の使用を取り入れた論文講読プログラムを実施し、その効果を明らかにすることを目的とした。
〔方法〕看護専門学校教員25名を対象に論文講読プログラムを実施し、実施前、実施直後、実施後3ヵ月に論文講読方略、論文講読効力、論文講読数についての質問紙調査を行った。プログラム実施前後の論文講読方略、論文講読効力、論文講読数の比較とパス解析を実施した。
〔結果〕プログラム実施前よりも実施後の方が、論文講読方略尺度得点、論文講読効力尺度得点、論文講読数は増加していた。実施後には論文講読方略の『理解方略』と『協同的方略』が論文講読効力の『文献検索・論文理解への自信』と『論文講読維持・発展への自信』に影響を及ぼすという関係が示された。
〔考察〕論文講読方略の使用を取り入れたプログラムは看護専門学校教員の論文講読を促すことが示唆された。