〔目的〕新人看護師が看護実践の質向上に効果的と知覚する実地指導者の指導を明らかにし、実地指導者の指導に対する新人看護師の知覚の特徴を考察する。
〔方法〕新人看護師として病院に就職後2年未満の看護師838名を対象に郵送法を用いて質問紙を配布した。分析には、Berelson, B.の方法論を参考にした看護教育学における内容分析を用いた。
〔結果〕207名より返送があり、自由回答式質問に回答した155名のデータを分析した結果、【新人看護師が実践した看護の可・不可の内容と改善点を説明する】等、新人看護師が看護実践の質向上に効果的と知覚する実地指導者の指導を表す37カテゴリを明らかにした。
〔考察〕37カテゴリを文献と照合し、考察した結果は、実地指導者の指導に対する新人看護師の知覚が《新人看護師にとって必要な知識や技術の確実な修得につながる支援》等、10の特徴を持つことを示した。