2024 年 13 巻 1 号 p. 2-11
目的:訪問看護師における他機関・他職種との関係と職業継続意思との関連を明らかにすることを目的とした。
方法:対象者は、A県内の全139訪問看護ステーションに勤務する訪問看護師390名(有効回答率57.1%)であった。職業継続意思は、「絶対続けたくない」を0点、「絶対続けたい」を10点として尋ねた。他機関・他職種との関係の評価には、「在宅医療介護従事者における顔の見える関係評価尺度」や「新職業性ストレス評価尺度」を用い、つながりの程度や受けられる支援を調査した。各調査項目の点数を独立変数とし、職業継続意思の点数を従属変数として、単回帰分析、重回帰分析を行った。
結果:職業継続意思の平均点は7.5点、標準偏差は2.0点であった。職業継続意思には、「地域の他職種の方と会ったり話し合う機会がある」「地域の相談できるネットワークがある」「他機関・他職種のサポート」が関連していた。
結論:他機関・他職種との関係は職業継続意思に関連する重要な要因の一つである。