目的:在宅医療を要する療養者の支援における看護職と介護職の連携の実施状況を測る指標を開発し、信頼性・妥当性を検討する。
方法:看護職と介護職の連携に関する項目(46項目)の実施状況について、訪問看護師・訪問介護職員を対象に質問紙調査を実施し、項目分析および信頼性・妥当性の検討をした。
結果:201名(看護職125名、介護職76名)の回答による探索的因子分析の結果、19 項目4因子構造(累積寄与率56.75%)を採択した。抽出した因子は、 【第Ⅰ因子:関係構築】【第Ⅱ因子:協働実施】【第Ⅲ因子:危機管理】【第Ⅳ因子:運営】であった。全項目のCronbachα信頼係数は0.912、下位尺度は0.812から0.878であり、内的整合性を確認した。
結論:本指標は、看護職と介護職の連携について両職種が同一項目で測定する尺度であり、連携の推進・適正な評価への活用を期待する。