2019 年 8 巻 1 号 p. 2-10
目的:訪問看護ステーションにおけるリフレクション志向型カンファレンスの学習指標を開発することである。
方法:カンファレンスでの発言内容、面接内容から因子探索的に学習指標項目を抽出し、原案を作成し、それを用いて訪問看護師に対する実施状況調査を行い、学習指標の信頼性・妥当性を検証した。
結果:学習指標原案の作成では、2因子20項目からなる質問項目の学習指標が完成した。抽出した因子は、【第1因子:カンファレンス中、気がかりを解きほぐす】【第2因子:カンファレンス前、気がかりに気づく】であった。リフレクション自己評価尺度 との相関が確認できた。
結論:訪問看護提供時に学習すべき課題に繋がる【気がかりに気づき】、その後のカンファレンスでは、【気がかりを解きほぐし】て、共有することでリフレクションが促進され、次の訪問看護実践時の課題解決になると期待され、個々の訪問看護の質向上に繋がると考えられる。