日本看護科学会誌
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若手看護学研究者を対象とした研究および教育活動支援のための研修ニーズ調査
岩國 亜紀子丸尾 智実綿貫 成明大澤 絵里坂井 志織鳥本 靖子濱吉 美穂西村 ユミ
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2017 年 37 巻 p. 185-192

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抄録

目的:若手看護学研究者が研究,教育に求める研修を明らかにし,研究,教育活動の支援を検討する.

方法:45歳未満の日本看護科学学会会員に無記名自記式ウェブ調査を行った.希望研修テーマ,期間,スタイル,開催時期について単純集計し,希望内容や研修への意見は意味内容に沿ってカテゴリー化した.

結果:616名を分析対象とした.希望研修テーマは「統計手法を学ぶワークショップ(20.5%)」,「質的分析手法を学ぶワークショップ(14.0%)」,「臨床と研究者や多領域の研究者との共同研究の進め方(13.9%)」,「採択される研究論文の書き方(12.0%)」などの希望が多く,半日又は1日の研修期間,講義形式スタイルが求められていた.夏季・春季休暇期間の開催を望むものが多かった.

結論:若手看護研究者の研修ニーズ調査の結果,多くが研究分析手法や,共同研究の進め方,採択される論文の書き方などを具体的に学べる研修などの開催を望んでいた.

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© 2017 公益社団法人日本看護科学学会
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