2019 年 39 巻 p. 10-18
目的:慢性呼吸器疾患患者のアドバンス・ケア・プランニング(以下ACP)を支える介入研究の文献レビューから,推奨される実践の要素を明らかにすること.
方法:PubMed,CINAHL with Full Text,医学中央雑誌ver. 5の書誌データベースを用い2017年12月までに発表された文献を対象に検索を行った.
結果:慢性呼吸器疾患患者のACPを支える介入研究のレビューから,明らかとなった推奨される実践の要素は,ACPの対象,ACPの介入の潜在的なニーズの評価,ACPの介入実施者と関わりの回数,ACPに関する情報提供,人工呼吸に関する情報提供,ACPに関する記録の共有であった.
結論:慢性呼吸器疾患患者のACP介入研究の効果から捉えるACPの関わりに適した対象の考え方,ACPを支えるために推奨される実践要素の意味について示唆された.