日本看護科学会誌
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原著
慢性閉塞性肺疾患患者のセルフマネジメントに関する情報ニーズと臨床的背景因子との関連
佐々木 かよこ百田 武司山本 浩子
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電子付録

2026 年 46 巻 p. 605-613

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抄録

目的:慢性閉塞性肺疾患(以下,COPD)患者のセルフマネジメントに関する情報ニーズと臨床的背景因子との関連を明らかにすることを目的とした.

方法:外来に通うCOPD患者50名を対象に,臨床的背景因子(年齢,過去1年間の入院期間,呼吸困難感の程度,過去1年間の増悪の有無,BMI,罹病期間)およびセルフマネジメントに関する情報ニーズ(LINQ)について調査し重回帰分析を実施した.

結果:過去1年間に増悪がある者(β = .351, p = .025),BMIが低い者(β = –.313, p = .030)が,セルフマネジメントに関する情報ニーズに有意に関連していた.

結論:過去1年間に増悪を経験した者やBMIが低い者では,セルフマネジメントに関する情報ニーズが高いことと有意な関連が認められた.以上のことから,臨床的背景因子に応じた優先的かつ個別化された患者教育の必要性が示された.

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