日本看護科学会誌
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在宅酸素療法患者の活動量に関する検討
鈴木 育子佐藤 忍冨田 晶子
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1997 年 17 巻 2 号 p. 62-68

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抄録
歩数計を用いて計測した一日の歩数を活動量と定義し, 在宅酸素療法患者の活動量と心理社会的, 身体的要因との関連について検討した. その結果, 活動量は抑うつ状態の評価のために用いたCES-D得点と相関し, 活動量が少ない患者の抑うつ状態は強かった. また, 活動量は6分間歩行距離とも相関し, 活動量が多い患者の6分間歩行距離は長かった. 活動量と家族アプガースコアとの間には関連を認めなかった. 以上の結果から, 在宅酸素療法患者の活動量は心肺機能とともに抑うつ状態と関連していることが明らかになった.在宅酸素療法患者への生活援助では, 活動量を増加させることが, 抑うつ状態を軽減し心肺機能の低下を防ぐために重要であることが示唆された.
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