抄録
目的:A病院で使用している退院パンフレットを「流出路再建術」と「濾過手術」の緑内障術後に適応する内容に改善
した。指示通りに実施出来ていたか患者の理解度を調査した。
対象と方法:平成29 年3 月1 日~ 6 月30 日までにA 病院で手術を受けた流出路再建術17 名,濾過手術22 名。退
院パンフレットで説明した約1 ヶ月後に8 問のアンケートを聞き取りで行った。
結果:アンケート回収数,流出路再建術17 名。濾過手術22 名。流出路再建術後の前房出血指摘についての理解度は
80%。日中起座位指示の理解度は100% だった。濾過手術後に感染予防を実施したのが19 名( 延べ数)。感染の自覚症
状を認めたのが7 名だった。双方の術式に共通する質問事項では, 術後視力低下の自覚は流出路再建術23%, 濾過手術
59% 等となった。
考察:具体的に指導したことによる不安の訴えやより慎重になる患者が多くいることが判明した。今後は安心して日常
生活が送れるような工夫と改善をしていきたい。