日本視機能看護学会誌
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バリアンス分析からみる緑内障クリニカルパスの課題
今枝 勝法田中 牧子大音 清香井上 賢治
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2024 年 9 巻 p. 14-17

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抄録
目的:電子カルテ導入初期に設定したクリニカルパス(以下,パス)が妥当かバリアンス分析を行い検討する。 方法:2019年1月~ 2021年12月の間に入院患者に適用したパス11,044件のバリアンスを収集した。パス適用数,バリアンス登録数,バリアンス割合を調査し,上位の疾患について詳細にバリアンスの実態を検討した。 結果:パス適用数,バリアンス登録数,バリアンス割合でいずれも上位の疾患は緑内障だった。緑内障パスの最も多かったバリアンスは「入院期間(時間軸)に関するバリアンス」だった。実際のバリアンス登録数を確認したところ病棟看護師がバリアンス登録できていない事も分かった。 考察:分析の結果,緑内障パスの改訂は要さなかった。緑内障パスの時間軸が設定通りにいかない要因は様々であり,今後の課題となった。バリアンス登録をするためには,スタッフ個々がバリアンスの意義と登録方法を理解することが重要と考えられる。
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© 2024 一般社団法人日本視機能看護学会
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