主催: 日本学術会議 「機械工学委員会,土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」
共催: 応用物理学会, 化学工学会, 自動車技術会, 地盤工学会, 土木学会, 日本応用数理学会, 日本風工学会, 日本機械学会, 日本気象学会, 日本計算工学会, 日本計算数理工学会, 日本建築学会, 日本原子力学会, 日本航空宇宙学会, 日本混相流学会, 日本地震工学会, 日本数学会, 日本船舶海洋工学会, 日本伝熱学会, 日本物理学会, 日本流体力学会, 農業農村工学会, 力学アカデミー
汚水ポンプでは、流れてきたタオルやおむつなどの異物が内部で回転する羽に絡まる
場合があり、故障の原因となる。本研究では羽まわりの流体および異物の数値解析を行
うことで物が後流に通過する指標を考案し、ポンプ開発の設計支援を行うことを目的と
する。
基礎検討として、空気管路内に設けた障害物と紐との接触時に発生する摩擦力の大き
さを求めるための実験を行う。また、実験より摩擦モデルを構築し、その諸係数を測定
する。最後に本モデルを用い、数値解析により紐の運動を計算し、実験との比較するこ
とでモデルの確からしさを検証する。