理論応用力学講演会 講演論文集
第63回理論応用力学講演会
セッションID: OS10-01
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OS10 CAE を利用した建築設計・生産の合理化
アンケート調査による構造解析インターフェイスの問題点の抽出
*水島 靖典伊藤 拓海木下 拓也鈴木 琢也鈴木 比呂子西村 康志郎藤田 皓平前 稔文山川 誠渡邊 秀和
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抄録

従来、構造力学の理解を手助けするものの多くは、書籍によるか、実験をはじめとする実体験であった。またこれらのほかにコンピューターによる構造解析(シミュレーション)も挙げられる。しかしながら、このコンピューターによる構造解析では、複雑な入力システムを経て解析が実行され、その結果の出力は専門知識を持っていなければ直感的に理解しがたいものであった。ところで、近年ではスマートフォンを中心とした高性能な携帯型情報端末が普及してきている。これらの機器はタッチパネルなどの直感的なインターフェースを有しており、人とコンピューターの関わり方に大きな変化をもたらす可能性がある。そこで本報告ではこれらの携帯型端末の構造解析利用を念頭に置き、建築構造を学習する学生に対してアンケート調査を行い、その結果を基に今後の構造解析インターフェイスの方向性について検討を行う。

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© 2014 一般社団法人日本機械学会
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