東北大学大学院経済学研究科
東京大学大学院経済学研究科
2007 年 36 巻 1 号 p. 1-14
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本論文の目的はRd上の不規則な位置で観測された時空間データの周波数領域における分析法を提案することである。まず,通常の時系列で定義されたピリオドグラムを不等間隔時空間データへ拡張し,スペクトル密度関数のノンパラメトリック,パラメトリックな推定量を提案する.ここで,Hall and Patil(1994)によるMixed Asymptoticsをサンプリング法として適用すれば,提案する推定量の一致性,漸近正規性を証明することができる.最後にこれらの理論的結果を東京近郊の公示地価の分析に応用する.
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