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当養成部では、奈良県、和歌山県、堺市、宝塚市の4自治体から委託を受け、視覚障害者の自宅に訪問して生活訓練を行っている。
平成17年から平成24年2月までの在宅指導受講者の延べ人数は、訓練継続者も含め264名であった。受講者の平均年齢は50才代であり、60才以上の割合は、42.8%、70才以上の割合は20.1%であった。
発表者が実際に関わってきた視覚障害者は、52名であり、その内の26.9%が65才以上であった。
主に、高齢者といわれる65才以上の視覚障害者が、在宅指導においてどのような内容を求めてきたのかを明らかにし、高齢者における在宅指導の現状と課題について考察したい。