学生相談研究
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展望
2021年度における学生相談学界の動向
江上 奈美子
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2022 年 43 巻 1 号 p. 101-111

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抄録

 本稿では、日本学生相談学会および学生相談関連の全国的な会合を中心に、2021年度における学生相談学界の動向を報告し、今後の展望について考察を行った。
 2021年度の学生相談学界の特徴としては、2020年度から続いている新型コロナウィルス感染症拡大に関連した論考や研究発表、研修が多く見られたことが大きな特徴であった。ウェブ会議システムを用いた学生対象のグループ活動やセミナーの実施などが多く実施されてきたが、さらに今後はそれらの拡充が進んでいくと考えられる。
 今後は学生支援に携わる者が、待つ姿勢から、働きかけるという姿勢に重心を移していくことが重要となる。その支援とは、大学生がコロナ禍での体験をこれからの成長の糧にしていけるような「育ち」の支援になることが求められる。

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© 2022 日本学生相談学会
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