主催: 日本文化人類学会
著者所属:総合研究大学院大学
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19世紀までのボラナの世界において、raaga〔=予言者〕と呼ばれる人々がいた。予言者は、人々のまわりで起こる問題や事件、天災や出来事に対して、超常者として解釈を与え、あるいは、人々に物事を解釈する強いインスピレーションを与えてきた。予言者の言葉は、歴史語りの中で語りつがれ、同時代のコンテクストの中で、再構築されながら、人々の間で新たな世界解釈を生み出していく。本発表では、予言者の言葉と人々の解釈に焦点を当てて、同時代の人々の文化的な世界解釈の一端を明らかにしたい。
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