主催: 日本文化人類学会
高崎経済大学
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イスラームにおける聖遺物の大半は、預言者ムハンマドの身体に付着していたモノで構成されている。その断片化された身体はイスラーム世界の各地に移送され、ローカルな聖地の形成に寄与してきた。本発表では、聖遺物の拡散に伴う聖地の増加の事例を紹介し、聖遺物を安置した各地の聖地が、それぞれ預言者の身体の構成部分を分有しているという意味で相互に関連づけられ、全体としてひとつのモノを希求している様子を明らかにする。
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