主催: 日本文化人類学会
著者所属:恵泉女学園大学
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
祖先や戦死者を感受するとされる沖縄本島の民間巫者の儀礼調査に基づき、沖縄における平和祈願の文化的基盤を考察する。沖縄の平和運動のなかでは、生者と戦死者との交渉は公的には語られない。しかし「ユタ」と呼ばれる民間巫者の儀礼では、戦死者の思いや爆撃で寸断された土地の痛みが語られ、それらを基盤とした平和の祈りが行われている。発表では、ローカル文化の死者儀礼と平和運動や平和学との接点を分析する。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら