主催: 日本文化人類学会
大阪大学
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冷戦後、モンゴル国は市場経済化の名のもと、急激な変化に直面してきた。社会主義時代の公的部門は解体し、失業した多くの人々が首都へと移住した。それによって、「ゲル地区」と呼ばれる、市の周縁部の拡大が、新たな都市問題として浮上してきた。本発表では、ウランバートル市のゲル地区における公的空間と私的空間の再編に焦点をあてながら、この「第二の大転換」とも呼ばれる市場経済化のプロセスをめぐって考察する。
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